平成19年度大阪府商工会女性部代表
高田 益子さん(熊取町商工会女性部)
<女性部活動に参加して 〜二番においしいおふくろの味〜>

みなさん、こんにちは。
私、只今紹介いただきました大阪府代表熊取町商工会女性部の高田益子でございます。
わたしたちの活動の一つをお話します。熊取町は関西空港より泉佐野市を経て山手に位置するところにあります。海には面しておりませんが、和泉山脈をながめる風光明媚な所です。なかでも永楽ダム周辺は大阪みどりの百選にえらばれる程、春夏秋冬を通じてハイキングで訪れる人も年々増えてきております。その熊取町のほぼ中心部に二年前、平成十七年十一月に熊取交流センター、通称煉瓦館がオープンしました。
その中にショップひまわりという小さなお店があります。これは熊取町からの要請で商工会が管理運営をすることになっております。商工会員の中より商品をもちより地場の野菜や、タオル製品、手作り品等いろいろな商品が販売されております。そこで女性部としても何か販売したらと会長さんよりの提案がありました。
最初は「私達になにが出来るか」「皆さんそれぞれ家業があるのにそのことに専従するのは無理じゃない」とか「でも何かしようよ」とか、いろいろ意見が交差しました。
月に一回程度ならお惣菜を作って売ったらどうやろと言う事になり、おふくろの味と銘うって前向きに検討が始まりました。先ず最初に調理資格とか調理場の問題です。
それぞれ熊取町のご協力により公民館の調理実習室を使用させていただいております。調理資格の方も保健所の指導のもとにクリアしました。
二番においしいおふくろの味ということで毎月二日に販売しております。
一番においしいのはそれぞれ皆さんのお母さんの味だと思いますので、二番目においしいと二日を結び付けました。そしてこのようなポスターを作り町のそれぞれ人目につく場所に掲示しました。もちろん口コミもしました。
さあ、メニューの検討です。先ず最初に泉州名物じゃこごーこ、それから、おから、五目豆、ひじき煮、ごまめ、ちらし寿司、巻寿司、いもづる煮、つぎつぎメニューが出てきます。一回に三品程度作り、それぞれ60〜100パック位ずつ作ります。季節に応じて旬の食材を利用します。夏は水なすをぬか漬にし、古漬を作っておきます。これがないとじゃこごーこは炊くことが出来ません。今年も700〜800のなすを漬け込みました。又、秋口にはさつまいものつるを畑からもらって来てゆがいて皮を取り冷凍にしておきます。
又、冬は大根を部員さんの中より提供してもらい切干大根をつくります。これを春に竹の子が出てきた頃に、高野豆腐や大豆、人参、等入れて煮含めます。
「じゃがいもがよーけとれてな、はよ使わんと芽がでてくるねん。何かに使って」と部員さん、「それじゃ春はポテトサラダを一品作ろうか」「それがええわ」つぎつぎとみんなの知恵がでてきてわいわい、がやがや楽しく又、自分の知らなかった料理のやり方とかいろいろ勉強になるわと言う部員さんもおり、甘いの辛いのみずくさいの、味にも十人十色があって和気あいあいで、笑いと真心も味の一つに加えておいしい惣菜づくりにはげんでおります。三月にはいかなごを仕入れてくぎ煮を炊きます。これはいかなごの取れ具合と生きているうちに炊かないといけないので漁場に電話で予約をして、明日くぎ煮炊くよと連絡しあい、都合のつく人が寄って炊きます。それを冷蔵で保存して販売日に間に合わせるようにしておきます。
販売開始時間には長蛇の列が出来るほどで一時間あまりで完売です。売上金はショップに管理費として15%納めます。残りは次の食材の仕入れ等にまわし、少しずつ“もろぶた”とか道具を買っております。でも販売価格は市価の半分くらいで部員の労力も奉仕の精神で地域の皆様に喜んで頂けたらと思っております。
このほかにも青年部主催のわいわいフェアーに協力したり、公園課の行事の桜まつりにも軽食の販売等、今は女性部はあちこちからお声がかかります。笑顔と感謝の心を忘れずに健やかに商工会女性部活動に、部員一同頑張っていきます。
そして次の世代、30代、40代の部員の拡大に努め、意義ある女性部を作ることが目標です。
我々各自業所に於いて女性のパワーが陰の力になるものと確信しております。
みなさん頑張りましょう。
ご清聴ありがとうございました。

 
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